開校記念講演会「『書』が導いたもの」
2015/10/ 8
福岡教育大学准教授 服部 一啓 氏(39回生)



 平成27年10月8日(木)、平成27年度開校記念式典、並びに記念講演が戸畑高校体育館で行われました。
 記念講演は全校生徒・職員を対象に、例年同窓生にその講師をお願いしています。
 今回は福岡教育大学准教授の服部一啓氏(39回生、剣道部)をお招きし、「『書』が導いたもの」と題してご講演いただきました。
 2010年に公開された映画「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」は、服部氏が当時顧問をしていた愛媛県立三島高等学校書道部の実話をもとに製作されたもので、講演の冒頭では映画化のきっかけとなった民放局による密着ドキュメンタリー番組の映像が紹介されました。
 「書」を通して一体感を表現したいとの思いから、書道デモンストレーション(パフォーマンス)を始められたそうです。
 講演では、約3,500年前から続く「手書き文字」の歴史が、出現わずか30〜40年程度の「ワープロ」によって失われつつあり、世間の「手書き文字離れ」は心の乱れを生み出すと憂慮されていました。
 教養を獲得し、文化度を高める「文字の大切さ」を後世に伝えることができる職業としての教員に誇りを持ち、日々のご指導をされている様子でした。
 在校生には「豊かな高校生活とは?」と問い掛けをされ、一生懸命に打ち込めるものがあること、それに努力できる自分がいることが大切で、今頑張れる人が将来必ず輝くことができる、と後輩たちへ熱いメッセージを送られました。
 式典・講演に出席した同窓会事務局をはじめとする同窓生11名も、講演後に同氏との懇話を楽しむことができました。ご多忙のところ講師をお引き受けいただいた服部氏に改めて感謝申し上げます。
 来年80周年を迎える戸畑高校は、これから一年かけて様々な周年行事を計画し、学校、同窓会、PTAの三者が協力して取り組んでいきます。皆様も是非母校へ足をお運びいただき、その発展する姿をご覧ください。