校章の起源
出展:朝日新聞


 地名の「トバタ」の名は、奈良朝時代に成立した「筑前風土記」に「鳥旗」として、初めて用いられ、その後「万葉集」の羈旅きりょ発思

霍公ほととぎす 飛幡とばた うら しく なみ 屡君乎間将しばしばきみを 見因みむよし 毛鴨もがも

という歌中にも「飛幡」として登場する。
 戸畑高校の校章は、その古い地名が示すごとく、「鳥旗」・「飛幡」 の地名からヒントを得、希望に満ちて大空を雄飛してゆく若鷹にあやかった、銀色の鷹の羽根に、金色に輝く" 高”の字が描かれている。
 これは若鷹の羽摶く姿に、戸畑高校一千有余の若人の、未来への飛躍を象徴したものである。
 校章が設定されたのは、昭和23年である。学制改革により、高等学校となる時に在校生より募集し、その中から選ばれたもので、若人の身中に鬱勃(うつぼつ)と沸き起る情熱が、この中に強く込められている。